【特集】チョコレート大研究!part2

前々回、ショコラティエのお仕事について紹介させていただき、

チョコレートを作る工程でとっっても大切なテンパリングという作業があることをお話しました!

随分先延ばししてしまって申し訳ありません💦

今回はテンパリングの方法をみなさんに伝授していきたいと思います♪

テンパリングには、水冷法、タブリール法、フレーク法などいくつか手法があります。

今回は、水冷法をご紹介します☻


①ボウルを準備する。

使用するボウルは同じサイズの深型でそろえるといいです。サイズが大きくて異なると湯煎の水がチョコレートのボウルに入ってしまう恐れがあります。また、浅型の場合は底面がお湯につかずチョコレートが溶けないことも。

②ボウルに刻んだチョコレートを入れてお湯(50℃~60℃)を準備する。

お湯の温度は50~60℃で絶対に沸騰させないこと!チョコレートは、タブレットタイプなどの粒状のものが溶けやすく便利です。

③湯煎にかけ、チョコレートを45~50℃に温めて溶かす。

60℃以上になるとチョコレートの結晶が粗大化し、ざらつきが出てしますので気をつけましょう。

④15℃程度の水を張ったボウルにつけて底を冷やしながら、チョコレートをゆっくり混ぜる。

水がはねてボウルに入らないように注意しながら、空混ぜる。チョコレートの温度が27~29℃に下がったら、ボウルを水から外す。この際、温度に十分注意する。

⑤湯煎にかけ32℃まで加温し、よくかき混ぜてチョコレートの温度を均一にする。

チョコレートの温度を均一にし、32℃に調整したらテンパリング完了!

【ポイント】

チョコレートは高温で加熱すると分離するため、直火ではなく湯煎でゆるやかに加熱して溶かす。

チョコレートにとって、水分は大敵です!水分が加わるとテンパリングは失敗するので要注意!


この難しいテンパリングを自動でやってくれるのがテンパリングマシーンです☻

これを使うことにより、安定したチョコレートを常に使うことができるため、

スムーズにボンボンショコラたチョコレート細工などを作ることができます!

チョコレートを作る際に、ぜひ参考にしてみてくださいね♡

 

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